ビリオネアズバンカー、インディアンクリーク島レポート

6月にマイアミデード郡最高価格で売却されたインディアンクリーク島の一戸建の買主は、AmazonのオーナーのJeff Bezosでした。近々、マイアミへ引っ越してくるようです。現在の建物は取り壊され、新たに豪邸が建設されます。その直後、音楽プロデゥーサーでもある、DJの David Gettaが、37 Indian Creek Drive を購入契約をしました。売り出し価格は、6、900万ドル(約百億4千9百万円)でした。近々、価格が公表されますが、マイアミを中心とした高額一軒家の価格高騰が目立ちます。ニューヨクやカリフォルニアのような高額マーケットへ変わってきている感じがします。このような価格急騰は、他の値段層にも影響してきています。アメリカのほとんどの都市で不動産価格が、下がってきているようですが、マイアミでは安定する前にまだまだ高騰するようです。

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マイアミデード郡、一軒家最高価格更新

全ホテル王の Tulia Soucy de Gonzalez Gorrondona がインディアンクリークの自宅を6800万ドルで売却しました。売買は、オフマーケットの取引で買主は、ヒューストンの弁護士、Terri Lacyが管財人(Trustee)として署名をしました。はっきりした買主の身元は分かりません。本物件は、2.8エーカーのウォーターフロント物件で1982年に140万ドルで購入されたものです。1965年築、1985年に増築された本物件は、9300スクエアフィート(約864平米)の邸宅です。2019年に一軒家としては、マイアミデード郡では最高価格として売れた4990万ドルをはるかに上回る最高金額更新の取引となりました。インディアンクリークは、”ビリオネアズバンカー”と呼ばれる人工島で世界の大富豪が住んでいます。最近では、トランプ元大統領の娘のイヴァンカトランプが、物件を購入しています。現在、本島では、12 Indian Creek Island Drive (8500万ドル)のみマーケットに売りに出ています。

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世界から注目されるマイアミ

パンデミックを契機に大きく変わった世界のビジネス。「拠点選び」も以前とは異なる視点での選定が求められるようになりました。リモートワークの普及やビジネス出張の需要低下などを受け、歴史的な大都市を離れて他地域を選定する企業が増えています。またビジネスの継続性や課税率、地政学的リスクなど、拠点選びの要素は変数が多くなっているのが実情です。 日経FT共同企画ランキング「Investing in America 2022」にて1位を獲得したマイアミ市を筆頭に、多数の有力拠点を構えるフロリダ州が注目されています。先進国の中では比較的に投資額の少なかった日本ですが、近年は対フロリダ投資額も順調に伸びています。今年4月のフロリダ州知事ロンデサンティス氏の来日の際は、林外部大臣とも会談、日本からの直行便検討を含めさらなる日本からの投資促進の会見が重ねられました。現在、マイアミは世界的にみても急成長している都市と言っても過言ではないと思います。これに伴い、さらなる不動産投資先としても注目が集まっています。
 
 

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エディションレジデンス、マイアミエッジウォーター

Edition Residence, Miami Edgewater

高級ブティックホテルで有名なエディションホテルが、トレンディーなマイアミエッジウォーターにコンドミニアムを建設します。ビスケイン湾を望む55階建ガラス張りのタワーは、マイアミでは馴染みのデザイナー、Bernadrdo Fort-Bresciaと建築家、Arquitectonica のコンビで建設されます。1ベッドルーム(1,952 SF / 181 平米)から4ベッドルーム(3,815 SF / 354 平米)でかなり広く、贅沢な間取りとなっています。天井の高さは、10フィート(3メートル)から14フィート(4.3メートル)、家電製品はサブゼロ / ウルフでガスパーナーが使用されます。フルアメニティーはもちろんのこと、ドッグラン、ペットグルーミング施設、ゲスト用宿泊施設(6室)、エディションスパ、シネマスタジオも完備しています。管理運営は、もちろんエディションホテルが手掛けます。近日中に売り出しが始まります。売り出し金額は、$1,950,000(約2億6千3百64万円)からとなっています。
 
 

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ウルトララグジャリー、ファミリーコンド

The Residences at 1428 Brickell

マイアミで注目を集めるウルトララグジャリー、ファミリー向けコンドミニアムの建設が始まります。クオリティーがどんどん向上するマイアミのコンドミニアムですが、今までに見ることのなかったファミリーをターゲットとした、家族の生活空間を中心にデザインされている初めてのコンドミニアムです。自然の緑をふんだんに取り入れ、プライバシー、セキュリティーを重視しながら実際の生活空間が開放的であるように工夫されています。公共に場では自由が制限されがちな有名人でも気軽にかつ開放的に生活ができるよう、気が配られています。天井の高さは、11フィート(3.35メートル)で2回建ユニットが多く含められています。アメニティーは、70階展望プール、屋上ラウンジバー、67階にはオーナーズラウンジ、また66階には1万スクエアフィートに及ぶウェルネスクラブ、そのほかリゾートデッキ、ゲスト用宿泊施設も完備しています。2ベッドルームから4ベッドルームのプランです。(フロアープラン)中南米の裕福層バイヤーに特に人気があるようです。
 
 

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アメリカの最も貴重な不動産マーケット

アメリカの最も貴重な不動産マーケットは、引き続きカリフォルニア州でありますが、フロリダ州がついにニューヨーク州を超えてアメリカ第二位となりました。カリフォルニア州では不動産の価格が下がりつつありますが、それでもアメリカ全国の5分の1の不動産価値があると言われています。それに対してフロリダ州は、急速な人口増加が原因で不動産価値が急騰しているのが現状です。フロリダ州では、歴史的な建設ラッシュに入っています。需要と供給のバランスが取れないことが原因となり、不動産価格の急騰につながっています。2022年度アメリカの最も成長の早いメトロポリタンエリア(都市)のトップ10のうち、8都市は、フロリダ州でした。今後、引き続きこのような傾向が続くと予想されます。これから数年間、キャピタルゲインの大きい不動産投資が期待できます。

参考資料:Zillow

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ゴールドマンサックスによる不動産予想!?

ゴールドマンサックスは、アメリカでも最大の金融機関であり、多額の不動産投資もしています。1月末、2023年不動産予想を発表しました。驚くことにその内容は、今年の間に2008年に経験した不動産価格クラッシュ(暴落)が起こるだろうというものです。国内でも4つの大都市、サンノゼ、サンディエゴ(カリフォルニア州)、オースティン(テキサス州)、フェニックス(アリゾナ州)で25%以上の不動産価格暴落があると予想しています。インフレが進み、利息が上がり続けるアメリカですが、フロリダ州(主にマイアミなどの南東フロリダ)では、このような傾向に影響されるどころか、反対に順調なペースで不動産価格が上昇しています。アメリカ他州から流れ込む人口に対応しきれない住宅事情が主な理由です。また、コロナパンデミックが終わったことにより、南米からのバイヤーも急増し、さらに不動産価格を押し上げています。すっかり、不動産ブームが冷え切ってきているアメリカですが、フロリダ州は一番ホットな市場といってもいいと思います。これからも順調な伸びが予測されます。

*参考資料:12

 

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マイアミは、2023年世界ベストシティーランキング52位

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

マイアミは去年、タイムマガジン誌の世界ベスト50シティーに選ばれました。その後、世界でも著名な International Consultant Group Resonance社  により、2023年世界ベストシティーにランクインされました。Resonance社によるとマイアミは、美しいビーチや温暖な気候はもちろんのこと、新しく移住してくる様々な文化を背景にする人々の受け入れに関してとても寛大なところが評価されているとのことです。特に近年には多くのLGBTQ+コミュニティー移民、シリコンバレーなどIT企業移民を広く受け入れているところが高く評価されているそうです。そのほか、マイアミはアメリカ国内でも最も大きな金融都市の一つであり、メキシコシティー、ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐスペイン語メディアハブ都市となっています。これからも世界都市として急速な成長が予測されます。

 

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日本航空の東京 – マイアミ直行便サービス

マイアミ日本総領事館の中井和宏総領事によると、日本 – マイアミ直行便は、邦人コミュニティーに大きな変化を持たせるだろうと発言しました。中井総領事によるとマイアミデード群航空ディレクターである、Ralph Cutie氏とJimmie Morales氏に積極的に話を持ちかけているとのことです。更に中井総領事は、会見ディナーの後、すでに数回の会合が行われたと説明しています。日本航空は、このフライトにボーイング787、ドリームライナーの使用を予定しており、客席と貨物を合わせたものとなるとのことです。東京からマイアミの距離は、7,454マイル(約1万2千キロメートル)で飛行時間は、約14時間40分とのことです。日本からの直行便が乗り入れているアメリカの各都市と同様、日本からマイアミへの不動産投資が急増すると予定されます。

 

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コバス夫婦の Estates at Aqualina

ヨーロピアンワックスセンター創立者、ジョシュアとジェニーコバス夫婦が、Estates at Aqualina の3階建豪華コンドミニアムを8千5百万ドル(約119億円)で売りに出しました。本物件は、夫婦が2018年に契約したものでまだ完成前のものです。この値段で買主が決まれば、マイアミデード郡でコンドミニアムとしては最高価格となります。コバス夫婦は、フィッシャーアイランドに住居を構えることにしたための売却と言っています。本物件は、サニーアイルビーチにあり、7ベッドルーム、9.5バスルーム、専用プール付きです。売値の8千5百万ドル(約119億円)には、夫婦が購入した6百万ドル(約8億4千万円)の全ての家具が含まれています。Estates at Aqualina の一棟目は、バスケットボルで有名なルブロンジェムズも購入しています。残り物件が少なくなってきていますので興味のある方は、早めにお問い合わせください。
 

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