”ARTE” ペントハウス、最高価格で売却

コロナウイルスパンデミックにより、大きな恩恵を受けているマイアミ不動産マーケットですが、先日、ブティックコンドミニアム”ARTE”のペントハウスが、コンドミニアムとしては過去7年で最高価格となる330万ドル(約34億6500万円)で売却されました。ARTEは、マイアミ、サーフサイドの大西洋に面するビーチ上にあり、イタリア建築家のアントニオチッテリオ設計デザインしたコンドミニアムです。12階建てで、75フィートもあるプールをはじめ屋上テニスコートなど、さまざまなアメニティーが充実しています。全16ユニットのみで、ペントハウスは、5ベッドルーム、5.5バスルーム、床面積、8.681 スクエアフィート(約823平米)となっていますが、なんと6,250スクウェアフィート(578平米)もあるバルコニーが特徴です。購入したのはニューヨクのバイヤーでした。現在時点で4ユニットが売り出されています。ご興味のある方、お早めにご連絡ください。

 

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予想もつかなかったコロナウィルス不動産フェノメナ

マイアミ周辺では、予想もつかなかったコロナウイルス不動産フェノメナが起こっています。去年の3月から4月にかけて通常に比べて半数を下回る売買総数となったマイアミ周辺の不動産業界ですが、5月にはすでに回復し始め、10月には、総数、値段ともに1年前のほとんどレベルに戻りました。その後、一軒家を中心とする比較的、高額物件の売れ行きが加速しました。平均価格、中間価格とも12ヶ月前に比べ30%から40%上回るペースで値段が上昇しきています。実際の売買総数も1年前よりも毎月、上回ってきています。3月から在宅勤務が始まった東北部の金融業界では「サンシャインステート」と呼ばれるほど気候が温暖で、税金が低く、手頃な不動産物件が手に入り、必要なら空路で簡単にニューヨークに戻れるフロリダ州への移住する従業員家族が急増しました。残念ながらコンドミニアムの売れ行きは低迷していて平均価格、中間価格ともに停滞しています。マイアミ周辺では、一軒家バブルなのでしょうか?これからの不動産マーケットの動きに注目されます。

参考資料:ロイター

 

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マイアミの不動産価格が上がり始めています!

マイアミ都市圏では、2015-16年をピークに不動産価格が緩やかに下降してきていました。今年に入ってコロナウイルスパンデミックによる不動産価格への影響が心配されましたが、実際には平均価格、中間価格ともに去年を上回るようになってきました。まだまだ市場に出回っている物件の数が多く、マーケット調整の時期には入っていますが、売り物件数は順調に減ってきています。新築コンドミニアム物件は、売主(デベロッパー)がかなり強気な値段をつけてきているので桁違いに高価ですが、築10年から20年のコンドミニアム物件は値段が安定しておりこれからの大きなキャピタルゲインが見込めるでしょう。一戸建てのマーケットは、パンデミック、そして新しい税制の影響を受け、高額物件を中心に値上がりしてきています。この先、この傾向は、全ての価格層に広がっていくと予想されます。11月のマイアミデード郡の中間価格は、約40万ドル(約4千4百万円)で平均価格は初めて60万ドル(約6千6百万円)を超えました。現在のマーケットでの投資は、年リターン10% + キャピタルゲイン(*5年以上投資)を基本に購入することだできます。これから、投資家にとって”買い”のマーケットとなるでしょう。

 

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500 アルトンロードと”キャノピークラブ” – 500 Alton Road and “The Canopy Club”

本プロジェクトは、マイアミビーチ歴代例を見ない大規模なもので、マイアミ本土からコーズウェイを渡り、マイアミビーチの入り口玄関となるA1A沿い北側アルトンロードの3ブロック分を公園に、そしてマイアミビーチで最も背の高い44階建コンドミニアム”キャノピークラブ”の建設をすると言うものです。土地の買収、プロジェクト許可に約20年の月日が費やされましたが、先月より工事が始まりました。公園には、緑地、歩行者、自転車専用道路、リテールスペースができ、来年半ばには”キャノピークラブ”の建設が始まります。(2024年完成予定)本プロジェクトを成功させるためキャノピークラブ関係者は、公園全ての工事、管理運営する契約を承諾しました。公園管理維持費は、キャノピークラブ住人が支払うこととなります。公園は 、ArquitectonicaGEO が設計。世界的に理想的なグリーンスペースとしてマイアミビーチのランドマークとなるでしょう。周辺不動産の購入投資は、今がお勧めです。
 
参考資料
 

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投資として考えるマイアミ不動産

マイアミの不動産マーケットは、よく” Market of expectations ” (期待のマーケット)とも呼ばれます。個人レベルの売主、買主だけではなく中型、大型デベロッパーまで将来に期待をしすぎる傾向が強く、懸念されます。マイアミ近郊では、2000年初旬からマイアミビーチを筆頭にその周辺の不動産価格が急騰しました。夢のような時代で、2008年のリーマンショックまでに不動産価格は平均して年に10%以上上昇し、建設ラッシュが続き、コンドコンバージョン(賃貸ビルをコンドミニアムとして売却すること)も数多く見られました。在庫物件が少なく、豪華で高額のものほど売れる時代でした。その後、2009、2010年には、価格の暴落、低迷となるのですが、不動産価格は少しづつ回復しました。現在のマーケットサイクルのピークは、2015、2016年でしたが、残念ながら不動産価格は、その前のサイクル(2007, 2008年)のピークまで追いつくとができず緩やかな右下りのマーケットとなります。マイアミ不動産はコロナウイルスパンデミックによる影響はあまりありませんでしたが、以前から続く不動産価格の低下傾向は続いています。2015年頃以降に建設されたコンドミアムは多くが売却されず、賃貸ビルとして営業され維持しています。高額で豪華な物件の象徴とされるマイアミの不動産ですが、実際のMedian Price(中央値価格)及びAverage Price(平均価格)はマイアミデード郡で30万ドルほど、世界レベルのリゾート地であるマイアミビーチでも40万ドル以下となています。投資をお考えに方は、物件の選択に注意をしてください。良い投資物件は、高い年率リターンが望め、安定したキャピタルゲインが期待できアメリカでも注目される都市です。

JP

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